正しい歯並びは、きれいな歯並びで笑顔に自信を持てるようになるだけでなく、お身体全体にも良い影響がございます。
矯正治療には、「成長を助けるⅠ期治療」と「歯をきれいに並べて歯並びを仕上げるⅡ期治療」があります。
約30%のお子さんが、Ⅰ期治療のみできれいな歯並びに仕上げることができます。
Ⅰ期治療を行うことで、Ⅱ期治療難易度が下がり、早く・確実にきれいに治療を終えることが可能です。
※ケースによっては、Ⅰ期治療だけで終わらず、仕上げのⅡ期治療を行うこともございます。
子供の時からむし歯も不正咬合も無い歯並びに育てていくことを「口腔育成」と言います。
大切なお子さんに辛い思いをさせないために、乳歯列の頃から「口腔育成」に取り組むことが大切になります。当医院ではこの口腔育成への治療を「1期治療」と呼んでいます。
幼児期に歯並びを治療することによって
上記のメリットがございます。
まずは、お子さんに矯正治療が必要か確認しましょう。
下記写真の内、左の写真のほうが必要あるように見えますが、本当に治療が必要なお口は、右の写真なのです。
なぜなら、永久歯が生えるための隙間が必要だからです。
この隙間を「発育空隙」といます。
この隙間がないと、将来デコボコの歯並びになる可能性が高いです。
※もちろん、乳歯の時からデコボコであればもっと問題です。
つまり、永久歯の生え始める6~7歳頃からⅠ期治療(咬合育成)を始めることが大切です。
これらの歯並びは、早期に改善することで、むし歯や歯周病のリスクを減らすことができます。
叢生や下顎前突は、正常なアゴの発育を止めてしまいますので、早期に改善する必要があります。
上顎前突は放置すれば、更に出っ歯がひどくなっていきます。
早期治療を行うことで、改善することができます。
お口の中を見ながら現在の問題点を指摘させていただきます。
またすぐに矯正治療が必要か否かもお話しいたします。
大まかな料金体系・治療の流れもご説明いたしますので、ご安心ください。
計画を立てるために資料をとります。
検査結果を総合的に診断・分析を行い、治療計画を決定します。
ご不明な点は何でもご相談ください。
ご納得いただけるまでご説明いたします。
診断結果により使用する装置は違いますが、きれいな歯並びにするために治療を開始します。
きれいになった歯並びが後戻りしないようにするために装置を付けます。
矯正治療が終了すると、今まで動かしていた歯が動揺していますので、その動揺がおさまるまで保定装置を装着していただきます。
これを怠ると後戻りの最大の原因になります。
谷山のところで咬むようになっているのが理想的ですが、この女の子の場合は山と山で咬み合っている状態でした。
左右の奥歯に引っかけ、歯の裏側に沿わせて装着します。
矯正装置が見えにくいため、矯正をしていることに気づかれにくいです。
中央にあるネジを回すことで徐々に顎の幅を広げることができます。
取り外しができるため、歯磨きがしやすいことも特徴の1つです。
無事に顎の幅を広げることはできましたが、咬み合わせが深くなってしまっています。
理想の咬み合わせにするために、次のステップに進みます。
無事に顎の幅を広げることはできましたが、咬み合わせが深くなってしまっています。
理想の咬み合わせにするために、次のステップに進みます。